ayumi hamasaki

Just the beginning
-20-
TOUR 2017

ステージこそが浜崎あゆみの生きる場所――。
もはや、この形容に対し異論を唱える者はいないだろう。エンタテインメントを追求し、進化を遂げながら歩み続けてきた19年。

「Just the beginning-20-」
というツアータイトルが示すとおり、20周年への布石ともいえる本ツアーはなんと!
浜崎あゆみ史上最多となる60公演ものロングツアーに!!
デビュー以来初の試みとして、アリーナを皮切りに全国のホールを駆け巡る。

数々の名曲と共に辿るデビューからの軌跡を、あえて規模を変えて行くことでSHOWの多面性を打ち出す。
すべてが今までのツアーとは一線を画す、多くのファンが待ち望んでいたかつてないspecial editionになるに違いない。

浜崎あゆみが仕掛ける“Just the beginning”の真意とは、20周年に向けてのカウントダウンか、それとも―――。
公式ウェブショップ

SCHEDULE

ayumi hamasaki
『Just the beginning -20- TOUR 2017』

2017-05-13(土)
神奈川:横浜アリーナ
開場時間 17:30
開演時間 18:30
2017-05-14(日)
神奈川:横浜アリーナ
開場時間 15:00
開演時間 16:00
2017-06-17(土)
東京:国立代々木競技場第一体育館
開場時間 16:00
開演時間 17:00
2017-06-18(日)
東京:国立代々木競技場第一体育館
開場時間 15:00
開演時間 16:00
2017-06-28(水)
愛知:日本ガイシホール
開場時間 17:30
開演時間 18:30
2017-06-29(木)
愛知:日本ガイシホール
開場時間 17:30
開演時間 18:30
2017-07-15(土)
大阪:大阪城ホール
開場時間 16:00
開演時間 17:00
2017-07-16(日)
大阪:大阪城ホール
開場時間 15:00
開演時間 16:00
2017-07-17(月)
大阪:大阪城ホール
開場時間 15:00
開演時間 16:00
2017-09-06(水)
神奈川:パシフィコ横浜大ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-09-07(木)
神奈川:パシフィコ横浜大ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-09-11(月)
福岡:福岡サンパレスホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-09-12(火)
福岡:福岡サンパレスホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-09-16(土)
徳島:徳島 鳴門市文化会館
開場時間 17:00
開演時間 18:00
2017-09-18(月)
高知:高知県県民ホール
開場時間 17:00
開演時間 18:00
2017-09-28(木)
静岡:静岡市民文化会館大ホール
開場18:00
開演19:00
2017-09-29(金)
静岡:静岡市民文化会館大ホール
開場18:00
開演19:00
2017-10-04(水)
大分:大分・iichiko グランシアタ
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-10-05(木)
熊本:熊本県立劇場演劇ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-10-11(水)
福井:フェニックス・プラザ大ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-10-12(木)
石川:本多の森ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-10-17(火)
三重:三重県文化会館大ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-10-18(水)
岐阜:長良川国際会議場 メインホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-10-22(日)
兵庫:神戸国際会館 こくさいホール
開場時間 17:00
開演時間 18:00
2017-10-23(月)
広島:広島文化学園HBGホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-10-27(金)
埼玉:大宮ソニックシティ 大ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-11-02(木)
愛媛:松山市民会館 大ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-11-10(金)
大阪:フェスティバルホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-11-11(土)
大阪:フェスティバルホール
開場時間 17:00
開演時間 18:00
2017-11-17(金)
宮城:東京エレクトロンホール宮城
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-11-21(火)
千葉:市川市文化会館 大ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-11-22(水)
山梨:コラニー文化ホール 大ホール
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-11-28(火)
山口:周南市文化会館
開場時間 18:00
開演時間 19:00
2017-12-02(土)
和歌山:和歌山県民文化会館 大ホール
2017-12-03(日)
奈良:なら100年会館 大ホール
2017-12-07(木)
栃木:宇都宮市文化会館
2017-12-08(金)
群馬:ベイシア文化ホール
2017-12-14(木)
新潟:新潟県民会館
2017-12-15(金)
富山:オーバード・ホール
2017-12-20(水)
長崎:長崎ブリックホール
2017-12-21(水)
鹿児島:鹿児島市民文化ホール 第一
2017-12-25(月)
千葉:市原市市民会館
2017-12-26(火)
千葉:市原市市民会館
2017-12-31(日)
東京:東京国際フォーラム・ホールA
2018-01-05(金)
埼玉:大宮ソニックシティ
2018-01-06(土)
茨城:茨城県立県民文化センター
2018-01-09(火)
京都:ロームシアター京都 メインホール
2018-01-10(水)
滋賀:びわ湖ホール 大ホール
2018-01-14(日)
福島:郡山市民文化センター
2018-01-15(月)
宮城:仙台サンプラザホール
2018-01-21(日)
北海道:ニトリ文化ホール
2018-01-29(月)
愛知:名古屋国際会議場センチュリーホール
2018-01-30(火)
愛知:名古屋国際会議場センチュリーホール
2018-01-31(水)
愛知:名古屋国際会議場センチュリーホール
2018-02-05(月)
兵庫:神戸国際会館 こくさいホール
2018-02-06(火)
兵庫:神戸国際会館 こくさいホール
2018-02-11(日)
岩手:盛岡市民文化ホール
2018-02-12(月)
青森:リンクステーションホール青森
2018-02-19(月)
沖縄:沖縄コンベンションセンター劇場
2018-02-20(火)
沖縄:沖縄コンベンションセンター劇場

※開場/開演時間は、変更になる場合がございます。
予めご了承ください。

TICKET INFORMATION
<第一章>
5月20日(土)10時より一般発売。
[東京・国立代々木競技場第一体育館公演]
[愛知・日本ガイシホール公演]
チケットのお申し込みはこちら
・Yahoo!チケット:http://r.y-tickets.jp/ayu1701
・ローソンチケット:http://l-tike.com/ayu-jtb20-lt/
・イープラス:http://eplus.jp/ayu-jtb20tour2017/
・チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/ayumihamasaki/

6月17日(土)10時より一般発売。 [大阪・大阪城ホール公演]
チケットのお申し込みはこちら
・Yahoo!チケット:http://r.y-tickets.jp/ayu1701
・ローソンチケット:http://l-tike.com/ayu-jtb20-lt/
・イープラス:http://eplus.jp/ayu-jtb20tour2017/
・チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/ayumihamasaki/

<第二章>
8月5日(土)10時より一般発売。
[福岡・福岡サンパレスホール]
[徳島・鳴門市文化会館]
[高知・高知県立県民文化ホール]
チケットのお申し込みはこちら
・Yahoo!チケット:http://r.y-tickets.jp/ayu1701
・ローソンチケット:http://l-tike.com/ayu-jtb20-lt/
・イープラス:http://eplus.jp/ayu-jtb20tour2017/
・チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/ayumihamasaki/

9月2日(土)10時より一般発売。 [大分・iichikoグランシアタ]
[熊本・熊本県立劇場演劇ホール]
チケットのお申し込みはこちら
・Yahoo!チケット:http://r.y-tickets.jp/ayu1701
・ローソンチケット:http://l-tike.com/ayu-jtb20-lt/
・イープラス:http://eplus.jp/ayu-jtb20tour2017/
・チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/ayumihamasaki/
和歌山レポ
前回のレポから気づけば数週間が経ってしまいましたが、その間、第2章のフィナーレを山口県で無事に迎えたと思ったら、その数日後、和歌山公演から待望の第3章がスタート!

正直に言うと、落ち着いてレポを書く時間もないくらい怒涛のような数週間でした。
第2章を回りながら第3章のリハーサルが佳境に入り、衣装の確認や舞台の話なども、2章のことなのか、3章のことなのか?
ちょっと気を抜いてると、一気に話についていけなくなるくらい猛スピードで時間が過ぎていく――。

あんなにもタイトな中で、よくあれほどの“第3章”を作り上げたな――。
と、ayuをはじめ、ダンサー&パフォーマーさん、舞台、照明、映像など各所のチームの所業には
感心を越えて敬服しかないというのが本音です。

都内のスタジオで行われた通しリハーサルではじめて第3章のセットリストを見た時、これはすごいステージになると確信してはいましたが、山口公演の翌日に同じ会場で3章のセットが組み直され、
ゲネプロを見た時の私の感想はというと、

この浜崎あゆみを待ってた!!!!という鳥肌感。

さらに、第1章から緻密に練られてきたトリッキーな伏線に気づかされて改めてこのJust the beginningの全貌が、想像を遥かに超えて壮大過ぎたことに愕然――。

和歌山公演には、1章からすべて観てきたというファンの方が多かったと思いますが、幾つ伏線の回収できましたか?
ayuはMCで「あと7回くらい観にきてくれたら・・・」って言ってましたけど、私は根底からひっくり返ってしまったところもあるので、今のところ
始まりの終わり?終わりの始まり?っていう部分くらいしか自信ないです(笑)

にしても、この第3章は単体としても長年のファンの方からしたら大好物なはず!
もしも、3章は行く予定じゃなかったという方がいたら、大至急考え直して当日券狙ってみることをお薦めします!!!!

本当にもの凄い大声援でハスキーボイスのayuを最後まで“浜崎あゆみ”として奮い立たせたファンの方たちに感動した市川公演でのこと。
あの日、「みんなに会うのが不安な自分がいました――」と本音を口にしたayu。

山梨では、本調子とは言えない不甲斐なさを謝罪するかのように本編の曲間で、「今日は最後までよろしくお願いします」と、頭を下げた。
そんな彼女の、ワンフレーズ、ワンフレーズ、どうにか気持ちを伝えようという想いが痛いほど込められていた「beloved」。
あの時、会場中から沸き上がった大声援は今でも耳に残っているし、あの日、本番前の気合入れでayuが「夢と現実を見てもらいましょう」と言った意味も今は分かる。たとえ歪であっても、精一杯の自分で――。

それまで何度も聴いてきた新曲の「WORDS」が、山梨では別モノに聞こえた。
歌詞にある“理想通りの部屋”が歌手人生を指していたとしたら、あの歌詞の中の“君”はTAでありファン。
はじめてそんなことを思って、言葉を失ったことも忘れられない。

今日で2章も見納め――。山口ではようやく本来のayuが戻ってきたことにホッとしたのと同時に、これ以上ないってくらいフィナーレに相応しいパワフルなファンの皆さんの声援や楽しくってしょうがない!っていう空気感に私もどっぷり浸ってしまい、久々にライブ中の取材メモが白紙に近かったことも白状します。

ayuが久々にロングヘアになったことだったり、他にも私なりに思うことや感じたことはこの数週間、本当に色々とあり過ぎじゃないかってくらいテンコ盛りだったんですけど、
それはまた、いつか別の機会に――。

ひとまず今は、第3章を観ずしてJust the beginningはもちろん、今の“浜崎あゆみ”も、彼女自身の本質も語れない。ということだけは確かだなと、いうことで、明日からの栃木、群馬公演に備えたいと思います!
神戸・仙台レポ
いつもレポを楽しみにしてくださっている皆さん、ありがとうございます。

そしてごめんなさい。
私個人的には、書きたいこと、お伝えしたいことはたくさんあるけれど、浜崎あゆみがプロとして言い訳は一切しない。

という気持ちを今は尊重したいと思います。

ただ、ひとつだけ――。

この先どんなことがあろうとも、必ず最終地の沖縄まで辿り着くから――と、ayuが約束したことだけは、共有させてください。

第2章も残すところ3ステージ。第3章もすぐに控えています。

まずは、
本日のステージでayuが皆さんにお届けする想いを、私も見守りたいと思います。

大阪2daysレポ
機材トラブルにより開演が約1時間も遅れたこと。
そしてそれに伴い、楽曲もカットされたこと。
にも関わらず、大きなayuコールで幕開けを盛り上げ、最後の最後まで、ステージにパワーを送り続けてくれた大阪の皆さん。
その中には、終電の関係だったのか、アンコール中に何度も振り向きつつも席を離れなければならなかった方々もいましたよね。

そんな光景を思い出すと、私は何を書くべきなのか――。
それをずっと考えては手が止まり、書きだしては消し。
気づけば、昨日一日、何も書けないまま過ぎてしまいました。

でも、今朝になってふと、
私が大阪初日に観たステージは、残念なモノだったか?という問いが頭の中で点滅し、それに対する率直な答えはというと、
“稀に見る、なんなら私が大好きなステージでありayuだった”なんですよね。

それが本音であり、私にとっての真実なら、やっぱりそれをそのまま書こうと思い立ち、今こうしてPCに向かってます。

もちろん、私と同じものを目にしても、立場が違えば「だから何?」ってことかもしれない。
でも、それがTAの人たちならきっと分かってくれる?
数年ぶりに見に来たファンの人なら? 初めてayuを観に来た人なら?
開演の遅れのために奔走していたイベンターさんたちなら?
そんなことを考え出すと、また手が止まってしまうので、
このツアーレポのタイトル通り、私の中に今も鮮烈に残っている風景だけを、あくまでも私という視点からの――という意味で共有させてもらえたらと思います。

本来なら、メイクや着替えを終えてayuが「行きます」というはずの時間に、私はAスタッフと共にayuの楽屋の中にいました。
時間の経過と共に、言葉数も減りどんどん重くなっていく空気。
自分ではどうする手立てもなく、ただただ過ぎていく時間に追い詰められていく――。
そんなayuの横顔を見ても、何と声をかけていいかも分からない。
開演予定を30分ほど過ぎた頃、それまでずっと、楽屋に設置された会場内を映したモニターと時計を交互に見つめていた“浜崎あゆみ”が、口を開いた。

「ちょっとひとりにして欲しい」

その場にいたAスタッフはそれを合図に楽屋を出ていき、私もそれに続いた。

いつGOサイン出てもいいようにひとりで静かに精神統一したいんだな――。
と、思った。

ですが、その直後に楽屋に携帯を忘れたことに気づき、「ちょっと邪魔してごめんね」くらいの軽い気持ちで楽屋に入った私が目にしたのは、

声を殺して大粒の涙を流していた“ayu”だった。

「もう――、どんな顔してステージに立てばいいのか分からないです」

かろうじて聞き取れるくらいの小さな震える声が言う。

長い付き合いだけど、こんなayuを見たことも、こんな言葉を聞いたこともなかった。

どんなことがあろうと、その日一日のベストを尽くす

そうして多くのステージを経験してきた彼女であっても、いや、そんな彼女だからこそ、大幅な遅れや、楽曲カットの可能性もある状況下で、“浜崎あゆみ”を待つファンの期待にどう応えることが出来るのか――。

ステージを背負うメンタルとは、こういうことなのだ。と、返す言葉を失った。

本番後にステージ映像を朝方まで見返して、変更点を洗い出しては修正するのも常にベストを尽くすためであり、準備したものがベストであるという自負こそが、“浜崎あゆみ”としてステージに挑むための自信を彼女に与えていたのかもしれない。

みんな待ってくれてるよ、大丈夫だよ。

あの時、そんなようなことを言った気がしますが、それもすごく見当違いな慰めだったんだなと、今さらながら思う。

結果的に、大阪初日は本編から2曲カットとなり、それに伴うダンサー&パフォーマーの本番一発勝負となる変更点なども加わった。
早替えは間に合うだろうか、ステージが止まってしまわないだろうか――。
セットリストをすでに知っているファンの方が途中で落胆しないだろうか――。
再度仕切り直して楽屋を出た時のayuは、いつもの“浜崎あゆみ”に見えたけれど果たして――。

そんな不安をすべて吹き飛ばすような、客席からの大きな声援が今も耳に残ってる。
そしてその声を受けて、オープニングから一切の余力を残すつもりのない歌声で挑んでいくayuを、昨年のTAツアーの名古屋2日目のようなゾクゾクする想いで眺めていた。

こういったら、すべての楽曲を楽しみにしていた方々には申し訳ないのですが、2曲削られたものの、こっちのほうが第2章の完成系に近いのではないか?とも思えたくらいに、それまで観てきた第2章の中でもパーフェクトな部類のステージだった。

そして、その翌日――。

初日で爆発したayuのボルテージの高さを引き継いだまま、そこに注がれる客席からの歓声の熱さも相まって、まるで代々木最終日のような盛り上がりを見せた大阪2日目。

これは完全に私の見解ですが、

2日目に私が見たのは“浜崎あゆみ”であって、
1日目に私が見たのは“ayu”だった気がするんです。

2日目はそれまで見てきた第2章の世界観をじっくり味わえたのですが、1日目は、ノートにもたったひと言「ピンクayu以外、全曲泣けた」と書いてあって――。
何かを装うことも出来ないくらいに丸裸のayuだった気がするんですよね。

ただ歌うことでしか返せない――。

一度剥がれた仮面をまた被れるほどの器用さもなく、ただ全力で持てるすべてを出し切ることでしか償えない。
そんなステージだったからこそ、どうしてそうなったのかも、私が楽屋で見てしまった光景を重ね合わせると納得が出来るというか――。
正直、精神的にもドッと疲れた大阪2daysでしたが、今思い返しても、大阪の皆さんのもの凄い大きな歓声だったり、ayuを盛り上げるんだ!という温かい気持ちの詰まったayuコールだったりが、鮮明に記憶に残ってます。

アクシデントはありましたが忘れがたい貴重なオンリーワンのステージになったこと。
それはやっぱり、ステージのラストピースは客席のひとりひとりであって、そうして、ずっと浜崎あゆみを支えてきたファンの皆さんの力は本当に偉大だなと。

また大阪に戻ってくるのが今から楽しみです。

徳島・愛媛レポ
「今日まで待っていてくれて本当にありがとう」
バラードの合間にそう言って涙したayu

台風による振替え公演でありながら、今日この日に来れない人もいる。
せめてその人たちの分も楽しんで欲しいと、全身全霊で挑んだステージ。

徳島公演を観た皆さんには、私が補足するまでもなく十分、伝わったと思うので、今回は、私自身がビックリしたことについて書こうと思います。

ひと言でいうならば
大宮公演での進化は途中経過で、徳島公演で完全なる脱皮をした――。

セットリストはそのままなのに、ayuの衣装が変わっただけのことで、今まで何度も見てきたこの物語の主人公の、中枢を揺るがすかのように楽曲自体の意味合いまでもがこんなにも別モノに聴こえてくるなんて――。

赤からゴールドへと変わったオープニングの衣装からは、一瞬にして赤く血に染まり、そして脱皮した――。そんなストーリーすら見えてくる。

パズルのピースを入れ替えると、新たな絵が浮かんでくる。
そんなトリックアートのようなことが目の前で起こっていた。
ayuもその新たなバイブスをしっくり感じているのだろう。
楽曲に身を委ね想いのままに歌う――そんな姿が印象的だった。

すごく抽象的な書き方で申し訳ないんですが、2章のイメージがスタート時と今ではかなり違うんです。
今までも、ブラッシュアップという意味での進化はあったけれど、こんなこと、かつてあっただろうか?と思うくらいに。

このことについては、いずれayuに聞かねば!と思っているのでしばしお待ちを――。

話は変わりますが、徳島のアンコールでは、延期になった日と今日の2日分楽しんでいってください。との言葉どおり、ダンサー&パフォーマーの有志が1日遅れのハロウィン仮装も披露!

JINさんの特攻服を借りたayuの安定のヤンキースタイルはもちろんのこと、ダンサーのKO-YAはピエロ姿、パフォーマーのKUNIくんとKAZUMA&TOMOKIでブルゾンwithBに扮し会場は大盛り上がり!!!!
中でも一番会場を沸かせたのは、昨年のハロウィンでも大喝采を浴びた、SUBARUの破壊力抜群の高須院長コスだったこともお伝えしておきますね。

そして、翌日の愛媛公演も、まさかの最高にスペシャルな一夜となりました。

なんとギターの野村義男さんが会場に遊びに来ていたんです!!!!
初のツアー以来、一度も欠かさずayuの左側をガッチリと支えてきた“よっちゃん”が、ギタリストとしてではなく、“今日のラッキーボーイ”として、ステージに上がるという超貴重かつ嬉しいハプニングに会場は拍手と絶叫の嵐に!

愛媛は昨年、10数年ぶりにTAツアーで訪れた場所。にもかかわらず、もの凄い声援の大きさに感動したことを昨年のレポでも書いていましたが、1年ぶりとなる再会をこんなにも待ち望んでいてくれたんだ!!!と、終始、胸が熱くなるくらいの大歓声が響き渡っていた松山市民館大ホール。

実は、本番前にちょっと街中を歩いたのですが、商店街からayuの歌が流れてきたり、ピザを食べてきたというスタッフからも店内でayuの曲を聴きました!という話を聞いたり、街ぐるみで出迎えてくれてるんじゃないか?と思うくらい、本当に温かい気持ちになりました。

ayuもそんな熱い歓迎ぶりを感じてか、前半こそちょっと抑え気味でしたけど、後半は今日ここで倒れてもいい!っていうくらいの飛ばしっぷり。

私のノートには、「いいよ、それでいい」

と、何とも偉そうな走り書きが残っていてキレッキレのayuを思い出した次第です(笑)

最後に、ひとつだけお願いがあります。

SNSでもご存知かと思いますが、現状、アンコール中1曲のみ写真撮影が可能となり、皆さんが撮った素敵な写真がアップされてますが、中には許可されていない曲でも撮影を続けたり、動画撮影をしたり、写真を撮るために大幅に席から移動する人などもいて――。
実物のayuに目を奪われて、モニターに映っている“お願い”を見落とした人もいらっしゃったかもしれませんが、ルールを守ってくださっているお客様たちへのご迷惑や怪我などにも繋がり兼ねないため、今後もこのようなことが続く場合は、残念ながら中止せざるを得なくなる可能性もあります。

地方によっては、会場の警備スタッフさんたちがバイトさんだったりもして、車椅子席の安全なども確保できないような状況もあったと聞いています。

どうか、会場に集まった皆さんの誰もが楽しい時間を過ごせるように、ご協力のほど、よろしくお願い致します。

大宮レポ
第二章の初日・横浜以来久しぶりの関東圏へと戻ってきたayuと一座。

今までずっと地方だったので、関東の雰囲気を忘れていたんですが、やっぱり違いますね。
オープニングの歓声も、その後のノリも、地方と比べるとクールなんです。
顔にAマークのペイントしてる子や全身グッズスタイルのような子が多くて、明らかに長年のファンの方ですよね?って分かるんですけど、そう簡単にワーキャー騒ぎませんよ。っていう感じが滅多に吠えないウチの愛犬モモちゃんといい勝負(笑)

ayuも長旅の疲れが溜まってきているのか、ハスキーボイス気味だったり、楽屋でのテンションも割と低めではあったりして、そんな中、ayuがどこからどう仕掛けていくのか――。
これは今日の見モノだなと内心、ニンマリしながら見守っていたのですが、バラードパートに入ってすぐに、そんな目線は間違いだったなと。

Aメロ、Bメロから込み上げる涙を堪えながら歌いだした「beloved」
ワンフレーズ、ワンフレーズ、噛みしめながら歌うその歌声から、あぁ、まだ神戸・広島でのことを引きずってるんだ――と感じたのは決して私だけじゃなかったと思う。
ファンクラブツアーの時から、この曲を歌う時はどうしても感極まっちゃうところがあったけど、出だしから声を詰まらせるなんてことは今まで一度もなかった。

だからこそ、“昨日の僕”が、何を指してるのかは察しがつく。

どれだけ強がっても、心の奥底では切り替えのつかない想いを抱えている。
それが大宮の皆さんにもストレートに響いたからこそ、「beloved」終わりの声援と拍手がオープニング以上の大きさとなってayuに注がれた。

いつだってayuとファンの皆さんはこうやって歌で通じ合える――。
心をひとつにだって出来る――。

それが手に取るように分かった、続く「how beautiful you are」での景色。

ayuと皆さんが手を大きく振り合いながら分かち合ってるものは、愛情、癒し、希望、勇気――きっと、そんな生きるパワーなのかなって。

そんなことを思いながら、しんみりホッコリしていたんですけど、私個人としては、この日、一番グサグサと響いたのは「Free & Easy」だったんです。
この曲を、こんなにも悲痛に感じたことは一度もなかったかもしれない。

そして、それを振り切るように力強く訴えかけてくる「Mirrorcle World」

広島レポで、ayuの中での新たな第二章のスタートと書きましたが、それはやっぱり間違ってなかったなと――。

実は、神戸・広島からオープニングの衣装が黒から赤へと変更になっていたんですが、それは、もちろんayuからのリクエスト。

「もう黒は着れない。衣装が今の私に追いついていない気がする」

その言葉の意味は、ツアーテーマの根本に関わってくることだと思うので現時点では割愛しますが、ayu曰く、“哀しくも塵となって昇華したってことなんだと思う”と――。

横浜からスタートして約2か月同じステージを観てきましたが、広島と大宮で観たそれは、確実に何かが違ってる。
それは、ayuの中で起こりつつある変化の現れなのだと感じてはいるものの、それがどんなものなのかは、まだ私も解明できていません。
そして、まだ、それをayuに聞く時でもないなと。

話は変わりますが、
クールだな~と思っていた大宮の皆さんも、本編終盤ではいつの間にやらリミッターが外れて、客席で揺れるピンクのライトを見てるだけで、こっちが酔ってしまいそうなくらいの大波状態にヒートアップしてましたよね?

いやだなぁ、もう! やっぱりポテンシャル高いじゃないですか!!!!

ちなみに、大宮での私のノートの最後の言葉は、あのオープニングのテンションからココまで感情を露わにさせるって、ayuと一座の力業は、やっぱり凄まじいのひと言に尽きる。

やっぱり聖地に集まる関東勢、本気出たらハンパない。

だったことも、付け加えておきますね。

そして、今週はいよいよ、台風で延期となってしまった徳島へ!!!!!
待ちに待った徳島、そして愛媛の皆さん、用意はいいですか???
ayuが再訪を固く誓った四国公演2days。

ayuと一座と共にパワー全開で新たな伝説を刻んでくださいね!
広島レポ
徳島に続き、台風による神戸公演の延期――。

私たちが公演中止の決定を知ったのは、お昼過ぎに伊丹空港に着いた時でした。
チケットは完売し立ち見も売れている。
多くの人が楽しみにしてくれているからこそ、出来ることなら開催したい。
徳島の延期が予報での決定で、開演時間には足場もそれほど悪くなかった――。
ということもあり、神戸公演の開催の有無をギリギリまで判断し兼ねたようでした。

前日から神戸入りしていたayuに中止の連絡が入ったのも公式発表の30分前。
台風が去ってくれることを祈りながら、眠りについたのは朝方のこと。
突然、電話で叩き起こされ、交渉の余地はないこと。
そして、中止の決定が遅れたことで、すでにグッズ売り場に行列が出来ていることを知った。

ホテルから10分もかからない場所に、この日を楽しみに集まってくれたファンがいる。
せめて自分に何か出来ることはないのだろうか――。


その衝動が、「グッズ売り場に行こうかなと思います」という書き込みに繋がった。
それについては、賛否両論あってしかるべきだと私も思います。
確かに軽率だと批判されても仕方ない。

ただ、あの場に居合わせた者としては、
ayuと一座がファンの方たちが待つロビーに姿を現した瞬間の、悲鳴、どよめき、歓声が入り混じった爆発音のような、いまだかつて聞いたことがなかったような声の反響音を耳にし、公演は中止でも、ayuにひと目会えただけでも嬉しくてたまらない! というファンの方たちの様子を目の当たりにすると、何をすれば正しくて、何をすれば平等で、どうすれば納得できたのか――。

常識の範囲においては、その明確な答えはあれど、それだけでは割り切れないものも世の中にはあるよね――、今こうして私の目の前にある風景のように。と感じていたのも事実。

ayuたちを前に、泣きじゃくるファン。
その一方で、ロビーに入り切らずエントランスで列を作っていた方たちのところまで、ayuが出て行こうとしても、人垣に阻まれその道が作れない。

予定していた時間を大幅に過ぎていく中で、スタッフやセキュリティが、これ以上は諦めるしかない。とayuに伝える。

それを聞いて、再度、スタッフの制止を振り切るように外に出るドアの目の前まで行くも、扉が開くような隙間すらなかった。

気持ちは分かるけど、その他大勢の人たちの安全を確保出来ないのなら諦めるしかない。

スタッフの誰かがそうayuに告げた時、私は彼女のすぐ隣にいて、一瞬でも糸が切れたら、今にも泣きだしそうな顔のayuを見ていた。

その後、ファンに別れを告げ、楽屋に戻った彼女は衣装打ち合わせをしていたけど、その顔はずっと曇ったまま――。

「外にいて会えなかったファンの人たちってどれくらいいたんだろう?」
と、不意に彼女がいった。
そして、帰り際に少しでも彼らの近くに行ける経路はないのか?と、スタッフに聞く。
だけれども、一般の方も通り抜けする道なので許可は出来ないと却下された。

ayuのこんな顔を見るのは、いつぶりだろう。
真夜中のサーカスでパフォーマーのRIKIが怪我をした時ぶりだろうか。

RIKIの腫れあがった顔を見て、彼をステージに出すと決めた自分を恨むような顔――。

それにしても、
徳島の時はそもそも前乗りをしていなかったので出来ようもないことなのだけど、なぜ今回、こういう行動に出たのか?

見るからにやるせない顔をしてる彼女に対して、今このタイミングでどうして?
とは、どうにも聞けなかった。

しかし、その夜。というか、深夜になってayuからLINEが届いた。

今日は悔しかったです。

という一文から始まった文章には、対応が遅れたもどかしさが綴られ、至らないこと、足りないことがあったことを認めつつ、

仮に、100万人に否定され、罵られたとしても、たったひとりの目を見つめて笑顔を交わせるならそれでいい。
そんな生き方しか自分は出来ないみたいだと。
そんな自分を情けないと思うけど、これからも体当たりで生きていく、その覚悟はとっくに出来ている――。

要約すると、そんな内容でした。

どうしようもなく不器用なayuらしいですよね――。まったく。

他の人たちがどう感じたかは分かりませんが、神戸でファンの前に姿を現し、もみくちゃになりながらもずっと笑顔で一人でも多くの人と向き合おうとしていた様子を私なりに言い換えると、

ayuを待っていた人たちに、時間の許す限り、最後の最後まで自分を晒して、投げ出そうとしていた。

私にはそういう光景に見えていたんです。

そんな彼女をホントに無謀だなと思いながらも、でもこれがayuなんだよね。と――。

彼女自身、正しいことをしたと開き直ってもいない。
批判もお叱りもちゃんと受け止めてはいる。

いや、そんなことを言いたいんじゃない。

私、実はayuたちがロビーに出て、ものすごい歓声が沸いた瞬間、なぜか無性に悲しくなったんですよね。一般的に考えれば確かに褒められることじゃない。
だけど、これはこれで、ひとつの正解だったと思ったからこそ、それが逆に切なくて、やるせなくて、だったのかもしません。

全然公平でもないし、怪我人が出たりしなくて本当に良かった。
もちろんそうなんですけど、見る角度を変えたら、発表が遅れたことや、すでに列を成していたファンのために、ハート面のケアを担当しようと、ayuが自分を晒して投げたしたことは、大きな意味があったと思う。

そして、そんな神戸での出来事があったからこそ、翌日の広島公演で、ayuの中でのリミッターも弾け飛んだ。

今、すごく歌いたい曲があるのだと言い、今ツアー初のダブルアンコールとして急遽用意された「NOW&4EVA」

君に会いたかった 君じゃなきゃ嫌だった――

ファンクラブツアーでも、毎回涙を堪えながら歌っていたあの曲。

例えば1秒だけでも多くそばに居たくて、帰れない、帰らない

思えば、公演中止を宣告されてから、ayuが行動に移してしたこと、そのまんまですよね。

しかも、リハーサルではダンサー&パフォーマーさんだけが客席に降りる予定が、本番で、突如ayuまで客席に飛び込んじゃって。

またバッシングの火種つくっちゃいましたね。と、半ば呆れつつ、それでも、そんな浜崎あゆみらしい衝動が微笑ましくもあり――。

あっという間に、客波に埋もれたチビayuの姿を見失って今度こそ危機か!
と、青ざめたものの、ファンの鑑のような広島の皆さんがayuの暴走をフォローするように道を作りステージに戻してくださった。

ステージとはそこに集まってくださった人たちと作り上げるモノ――。その通りだった。

個人的には、あの広島の皆さんの行動こそ、神対応!と賞賛したい!!!!

神戸に来るはずだったファンの人たちのためにも思いっきり楽しんでシェアしてね!と、撮影許可を自ら出したり、ステージに飛び込んでいったことは、イレギュラーにもほどがありますけど、人や場所は変われど、ファンはファン。
どんなアクシデントがあろうと、揺るぎない気持ちがある――。
広島でのサプライズは、ayuを待つ全国のファンの皆さんへ向けたそんなメッセージだったのだと私は理解しています。

そして何より、ayuの中での“新たな第2章のスタート”(これについてはまた別の機会に)としては、最高の幕開けだったと思う次第です。

今回も、長々お付き合い頂きありがとうございました!
私の主観の甘さに対するお叱りも真摯に受け止めるつもりです。

それではまた!

三重、岐阜レポ
浜崎あゆみに何が起こっているのか――。

その答えが、前回の福井・金沢でのレポに通じるものなのか、それともまったく別の何かが起因してのことなのかは分からない。
もしかしたら、ayuも「え?何のこと?」って言うかもしれない。
でも、三重でのリハで聴いた「Microphone」からしてそれまで以上の何かを<感じさせるものがあった。

ゾクゾクするような歌声。めちゃめちゃカッコいい。なんだこれ?
泣ける、これぞ浜崎あゆみ。思わず拍手。

私のノートの書き込みは、この日、その時のことのみで、本編では何ひとつ書かなかったというか、書くことを忘れるくらいステージにくぎ付けになっていたというのが正しい。

会場を埋め尽くしたファンの皆さんのパワーも、もちろんすごかったんですけど、三重も翌日の岐阜も、そのパワーを受けてのayuではなく、ayuの本気が客席のパワーを増幅させた。私にはそんなふうに映った。

そして、両日共に本編ラストの腕を振り上げた瞬間に見せたayuのドヤ顔(笑)
決して、私の気のせいじゃないと思うんですよね。
やったった!!っていう、清々しいまでの晴れやかなあの表情。

さらに、「Mirrorcle World」の解釈がayuの中でちょっと変わった?
と、歌い方で感じたことは、今後、引き続き検証していきたい部分。

そんな三重の翌日――

バラード曲に変更があると知り、客席でスタンバイしていたリハでの出来事。
ayuが歌いだしてすぐに、ダンサーのKOちゃんが楽屋裏から客席に猛ダッシュしてきて、私の近くの席に座り、「この曲すっごく好きなんですよ~」と言って、二人でその歌声に聴き入った。

2年前のファンクラブ・ツアーぶりに聴く「beloved」

あの時は、この曲を選び歌っていたayuの当時の心情が痛いくらいに伝わってきて、毎回、早く癒えて欲しいと思っていたことを思いだす。

同時に、
なぜ今? 昨日、あれだけのステージを作っておきながら、どうしてこの曲?とも思った。
でも、ただただその歌声が素晴らしくて、涙腺ゆるみまくりで曲終わりには、私とKOちゃんはどちらからともなく、大きな拍手をしていた。

そして、迎えた本番で、「beloved」「how beautiful you are」という2曲を続けて聴いた時、この2曲が対となって訴えてくるものが、胸にズシンと響いた。
周りを見渡せば、号泣に近いくらい泣いてる子たちもいた。

今まで以上に、優しさと力強さが共存した語りかけてくるような「how beautiful you are」
これってきっと、この第二章を回りながらayuの中で芽生えていったモノのが少しづつカタチを変えていっているのだとしたら、

ファンと共に作り上げつつあるモノということ。
20周年を前に、ayuは新たに何を構築しようとしてるのか。
それが意識的なモノなのか、無意識でのモノなのか、今はまだ分からない。

思えば、三重のホールは天井がとても高く、ステージが逆にこじんまりと見えるのでは?
という気がしていたんですが、本番ではそのことをすっかり忘れて魅入ってしまってたことを今になって思い出す。

客席との距離が近いからこそ、アリーナ以上に一瞬たりとも気を抜けない。
大きく息をついた瞬間の背中に疲れが見えようモノなら、夢もへったくりもない。
ayuもダンサー&パフォーマーさんたちもそんな意識の下、ステージに向かう。
その圧倒的なパワーを甘く見てたよね。心配なんてそもそも不要――。

しかも、岐阜で人から言われて気づいたのですが、私って、ステージを観ながらすごく満足そうな顔をしてる時は腰に腕を当てて
仁王立ちしてるそうなんです(笑)逆に、何か考えてそうな顔をしてる時は、体の前で腕組みをしてるそうで。

でもって、三重も岐阜もやたらと満足げに仁王立ちしてますね。と言われました。

ええ、そうですとも!!!!!(笑)

誤解のないように書きたいのですが、この2日間のステージだけが素晴らしかったワケではないんです。どのステージも、その日しかないオンリーワン。

泣けたかどうかも問題じゃない。

ayuが何をもってしてステージに立ち上がり、そこに集まった人たちの中に何を残していくのか。

第二章に込めた想いがどう伝わっていくのか。どう進化していくのか――。
そこへの期待とワクワク感がどうにも止まらない。
実のところ、皆さんもアリーナとは違う“浜崎あゆみ”を感じてませんか?
近いからとか、そんなことじゃなく、

やっぱりayuだよね、やっぱりayuじゃなきゃ!

そんな感じのことを。

ちなみに、岐阜のアンコールでは織田信長にちなんだZINさん劇場が大ウケでした!
ISEKIやSUBARUも参加しての、時代劇ぽい寸劇仕立てだったのですが、前々から準備したものじゃなく本番前のリハで突如、音響効果などもお願いし、
出来上がったものだったそう。一座というだけあって、さすがです。

そして、当日に誕生日を迎えたKUNIくんを祝うサプライズも大成功!

まだまだ先は長い今回のツアー。
今後もどこでどんなサプライズが待ち受けてるのか。
皆さんもすっごく楽しみですよね~!と、ハードルを上げつつ、
今回はこのへんで――。
福井、石川公演レポート
場所的に、アリーナツアーではサンドーム福井に集う皆さんだからかな。
この2日間の会場の空気感がすごく似てるなぁ…と感じたのは。
ものすごく熱烈な中にも、どこか実家に戻ったような温かなファミリー感というか――。

というのも、ファンの方たちの年齢層もめちゃくちゃ幅広かったんです。
ファン歴の長さを物語る歴代のウチワを元気に振り続けていたおばあちゃま、おじいちゃま世代がいたり、制服を着た学校帰りのコたち、大人サイズのツアーパーカをワンピ風に着て参戦しに来たチビッ子ちゃんなどなど――。

聞けば、ずば抜けてファンクラブの会員率も多い地方のひとつらしく、あのパワフルな会場の盛り上がり度合いも、なるほど!と納得したところで、そろそろ、本題に入りたいと思います。

福井・石川のライブより数日前に、SNSでayuが綴ったメッセージと、この2日間のライブと、その後にSNSにアップしたayuのメッセージ。

私の中では、この3つの点が完全にひとつに繋がったことで、石川のライブで、なぜ私が途中からステージじゃなく客席ばかりを眺めていたのか。
その理由がなんとなく分かった気がしたんです。

たまたま、そういう気分だったとかじゃなく、ひとりの人間であるayuを“浜崎あゆみ”たらしめるもの。
その確固たる理由でありその答えが、今ステージに立つ彼女の目に映ってる。
ayu自身が、アーティスト冥利に尽きる、そんな心からの幸福感や存在意義を改めてあの瞬間、ファンの方たちと分かち合っていたんだなと――。

普通にみていたら、普通の見慣れた光景なんですけど、何かが違ったんですよね、あの2日間。

もちろん、それは目に見えるモノではないけれど、私が観るべきは、ステージではなくステージと客席を繋いでるモノなんだと――。
自分の意志とは別のモノに動かされた感じ。

こんなにも人を笑顔にするものがある。
こんなにも人を楽しませるものがある。
こんなにも人を泣かせてしまうものがある。

浜崎あゆみっていったい何者なんだ?

と、久しぶりに思ったりもした。

この人が人並み以上に背負うモノが時々、他人ながらに痛く苦しく感じて例えば、ちょうど1年前のことになる名古屋公演だったり、
http://ayu-ta.jp/report/ta%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BCin%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E3%83%AC%E3%83%9D/

どれだけ近い場所から彼女を見ていても、触れられない、触れちゃいけないと思うようなものがあったりもする。

この2日間も、そんな何かがあった気がします。
ただ、そんな中でも、ひとつだけ――。

19年間という時間の中で、ayuも会場に集まったひとりひとりも、時間の流れと共に変わっていくものがあったり、時には距離を感じたり、共に歩めない時があったとしても、

ココにくれば、ほらね、何も変わってないよね。って分かり合える。

そんなファンの皆さんとayuが築き上げてきた関係の尊さをあらためて脳裏に焼き付けることができた2日間だったなと。

そして、やっぱりすべての雑念を捨て去って、歌と一心同体になった時の浜崎あゆみの凄みは格別だなと。

アリーナツアーで彼女が追求する完成度の高さとは違うベクトルの、純粋に届けたい想いを歌に託し、1ミリも飾ることなく感情を露わにした時の、歌詞のひと言、ひと言がグサグサと胸を貫いてくる感じ。

ayuが客席のみんなと「how beautiful you are」で大きく手を振り合いながら見せる心からの笑顔だったり、第二章から加わった新曲が公演を重ねるごとに深みを増して、初日に聴いた時よりも今は数倍もすっと心に染みることだったり、こうしよう、として決められたものとは違う、浜崎あゆみの根底から湧き出てくるものに、いつもハッとさせられる。

思えば、ワンカット撮りのミュージック・ビデオの撮影でもそうなんです。
決まった振り付けも、細かな動作の指示もなく、沸き上がる感情のままに歌い、動く。
たったそれだけのことなのに、その場がシーンと静まり返り彼女に見入ってしまう。
それはayuがキレイだったとか、そんなことじゃなく

この歌って、こういう歌だったんだ――

と、CD音源からは汲み取れなかった彼女の奥底に触れた気がして言葉を失う。

それは、TAツアーを観た人なら誰もが痛いくらいに感じたはずの、これがayuの本当の想いなんだ――。
っていう、生身のayuに触れたようなあの感覚。

一曲、一曲が、それこそ全身全霊で、楽屋に戻ってくる時には言葉もたどたどしくなるほど、抜け殻だったayuを何度もみてきて、その最たるステージが去年の名古屋2日目で――。

完璧とはほど遠くても、彼女にしか見せられない景色がある。
彼女にしか震わせられない感情がある。

歌もステージも、この世の中に存在しないゼロ地点から生み出され、その本当の価値を測るすべは、それを受け止めた人たちに託されてる。

どんなにいい作品だと書いたところで、何も感じない人もいるだろう。

だけど、こうして毎公演、“浜崎あゆみ”に出会えて良かったと、本当に充実した笑顔で会場を去っていくファンの人たちの顔を眺めるたびに思うんです。

これが、浜崎あゆみの凄さだと。

それを100%言葉で伝えることなんて無理だと分かっているので、いつも、ステージ上のことにあまり触れないし、触れたくない。

直接ayuと向き合ったみんなの中に、ayuが残したモノ。それがすべてだから。

SNSでayuが呟いていたことを、情緒不安定な意味信メッセージとしか受け取れない人たちには絶対に分かりっこない。

また会う日まで元気でいてね!

という、言葉の重みをayuは知ってるというだけのことなのに――。

そして、福井公演で歌った「TODAY」にプラスされた「SAKURA」の一節。

取り戻せない時間を悔んだり、いまだ癒しきれない痛みを押し殺し、浜崎あゆみとしてステージに上がったayuがいたのだと、公演後のメッセージで気づいた人も多いと思いますが、

今回の2日間の最後を締めくくったayuの笑顔は、今日しかない、今日という日を、浜崎あゆみとして全う出来たというよりも、客席のひとりひとりから受けとったパワーを全身受け止めながら、“浜崎あゆみ”として生きてきて良かった――。
そんな充実感に満ちていたように思う。

きっとどこから彼女を見守っていたはずの“彼ら”も、そんなayuを誇りに思うよ!と、ステージに向けて大きな拍手を送っていたのではないかと――。

私に、ステージじゃなく客席を観てみて――と、指示したのも、
よもや、彼らだったのかもしれません。

ほらね、ayuを立ち上がらせるのは、いつだってファンなんだ――と。
大分、熊本公演レポート
大分にて――

これだけは最初に言わせてください!
大分公演、楽しすぎました~~~~~!!!!
リハの時には肌寒く感じた会場内が、本番直前にはただ立ってるだけで汗が噴き出してくるほどの熱気に包まれていて、今日は何かが違う!と、すぐに直感しましたが、いや~ホントに凄かった!!!!
幕が開けた瞬間の叫び声もパンパない破壊力で、いつもならayuのクールなキメ顔がモニターに映るはずなんですが、あの一瞬ayuもつい笑顔になってしまったほど!

a-nationで一度だけ訪れたことがあるという大分だけに、ayuのステージを久々に観るというファンの方や、初めて観るという方たちも多かったと思うのですが、これほどまでに喜び、文字通り待ち望んでました!!!
という高揚感が最初から最後まで、ざわめきとなって会場中に充満していた――この感じ。
レポ目線をすっかり忘れて、ホントに皆さん最高です!と叫びたくなる、この感じ。
以前、ayuと一座が初めて訪れた青森公演でも感じた、聖地の盛り上がりとはまた違う、“祭り”感と似てるなぁ――と。

20周年を迎える前に、感謝の気持ちを込めて出来る限り自分からみんなの近くへ――
とayuが選んだ今回の60公演ツアー。
ayuが意図したことは、まさに、こういうことだよね!!!という景色の中に、涙を浮かべながらステージを見つめてるファンの子たちの姿を見てはもらい泣きし、たぶん、ママがayuファンで相当家でもDVD見せられてるよね?っていうちびっ子ちゃんがずっとウチワを振って踊ってる姿を見ては目頭が熱くなる…。
そんなスタッフは私だけじゃなかったことも書き添えておきます。

そして、終演後にayuもダンサー&パフォーマーさんたちも、最高にいい笑顔だったことも――。

もちろん、各地それぞれに、ファンの皆さんのもの凄いパワーがプラスされてその日、一日しかない最高のステージをファンの皆さんと作り上げている。

ライブは生モノと、よく言いますが、大分公演の日は、ayuもリハからちょっと何かが違ったんです。
通常リハでは、毎回、ayuが前回のステージ映像をチェックして、照明やパフォーマンスのブラッシュアップ修正が行われるのですが、
今回の修正はどれも「そこ?」「どこ?」「なるほど」という細かさだったんです。

前回の静岡から大分までは数日のオフがありましたが、その間、松浦さんのお誕生日会に参加した様子はSNSで私も見てましたが、その翌日はayuの誕生日だったはず。
いったい、どこにココまで細かな修正を考えるほどの時間があったんだろうか――。

「もしや、ずっと引き籠って映像眺めてたよね?」という私の結論に対して、

ayuは
「だって自分の誕生日好きじゃないんだもん」と苦笑い――。
スタッフや出演者の誕生日は率先して大掛かりなサプライズを仕掛けるのに、ホント自分のこととなると、昔からこういう感じ。

ただ、その引き籠りモードだったバースディウィークの数日に、ayuの中の“浜崎あゆみ”に微かな変化があったのは確かだと思います。

いつもの座長・浜崎あゆみを言葉で表すと、“ピリ”なんですけど、大分では“キレキレ”って言葉がピッタリだったんです。

そして、この日のリハと本番で歌った「Microphone」が、これまで聴いてきたどの「Microphone」よりもスゴかった。

私は昔から「Microphone」を歌うayuが好きで、第二章のリハでは必ず歌う曲となっていたので、欠かさず聴いてきたのですが、大分のリハでこの曲を聴いた時、ふと「今のayuにピッタリの曲なんだ」なと――。

今さらですが、この歌でayu自身も自分の中の“浜崎あゆみ”を揺さぶり起こすそんな意味合いもあったのかもしれないなと――。
そして、その儀式はこのツアーの根幹みたいなモノなのかもしれない――と。

そんなことを感じていたリハ後だったからなのか、ayuの中での変化なのか、大分のラストを締めくくった「TODAY」が、切ない「TODAY」ではなく、力強さを感じる「TODAY」だったこと。

ayuの中で何かあったのかは、今はまだ聞く気がおきないのですが、私は、“またひとつ何かを乗り越えた”んだなって、そんな気がしてます。

そして、翌日――。

今回で一番客席が小さくTAツアーの時のような親密感に包まれていた熊本公演。

大分から熊本までは、終演後に車で数時間かけて移動したので、ホテルに着いたのは深夜2時か3時頃だったと思います。

昨年の福岡でのTAツアーの翌日にダンサー&パフォーマーたちと共にボランティアに訪れて以来、約1年ぶりとなる熊本の地。

制限のある小さな会場で、同じ九州人として何が出来るのか――。
決められたスケジュール、ただでさえタイトな移動。
誰かに何かをお膳立てしてもらうのではなく、浜崎あゆみとして立つステージで自分に出来ることは何だろうときっと考え抜いて決めたこと。

それが、アンコールでのナレーションの追加だったのだろう。

ayuが会場入りする前の客席から聞きなれないナレーションが流れてきて、そこで私も知ったのですが、どうやら朝方に自分の携帯でナレーション録音してスタッフに送られてきたのだと――。

寝ずにメッセージを考え、きっとホテルの隅っこで録音したんだと思うのですが、雑音という携帯機能の限界に阻まれ、結果的には会場で録音し直していたayu。
そんな彼女の姿を、あの日、あのメッセージを受け取った皆さんにも共有したく、書き添えさせて頂きます。

そして、熊本の地で聴いた「TODAY」が、大分で聴いた「TODAY」とまるで違い、すべてを包み込むように温かく、優しく、脆さと強さを併せ持つ、
そんな「TODAY」だったことも――。

ayuが何を届けたいか、何を伝えたいのかによって、浜崎あゆみの歌う「TODAY」はこれからも幾通りにもカタチを変えていくのだろう。

キレイに可愛く、クールにカッコよく――。
ファンが求める浜崎あゆみであることも彼女の使命かもしれない。
だけど、目の前にいる人たちへと、全力で、それこそ汗だくになりながら歌い続ける。
今回の人生をMicrophone=音楽の奴隷として生まれたのであれば、大分、そして熊本で私が見たayuは、今まで以上に彼女らしい輝きを放っていたと思う。

静岡公演レポート
ツアー中盤ではありますが、『Just the beginning』のツアーサイトがリニューアル!

それに伴い、今まで書かせて頂いていたツアーレポも新たなカタチで書かせて頂くことになりました。
と、いうのも、遡ること2年前のTAツアーからオフィシャルレポを担当させて頂き、TAツアーではファンクラブの方たちだから伝わること、共有したいことを私の主観バリバリで、それはもう自由に書かせて頂いていたのですが、今年の『Just the beginning』ツアーは、初めてライブが開催される場所も多く、初めて“浜崎あゆみ”のライブを観る方や、ファンクラブ以外の方もいるかもしれない。

ということで、極力ネタバレのないよう、誰にでも伝わる内容になるように――。
と、なるべく客観的に書くことを心がけてはきたんです。

が、ayuとの付き合いも10年以上、ツアーの裏側も同じく長年見てきたことで、だからこそ気づくこと、理解できることもあるのですが、それ故に、一歩引いたいわゆる普通のレポを書くことが、まぁ難しいこと。難しいこと。
そして、それを察知してしまうayuの勘の良さ――(笑)

実は、サイトのリニューアルにあたり、ayuから「姉さんがリアルに感じたことを、ありのままに書いていいよ。
例えば、思うことがあっても、今はまだ何も書けない。って日があったっていいし」

という、実に確信を突かれた提案をもらい、新たなタイトルまで頂きまして、心機一転、私に目に映るayuとその裏側を書かせてもらうことになりました!

読んでくださる方たちの中には、私の主観や妄想よりも、ayuの言葉が聞きたい。と、思う方もいるかもしれませんが、人の感じ方は十人十色。SNSで発信されたことに対して、いろんな意見があるように、
私がココで書き残していくことも、ayuに対して私が感じた、私なりの正直な気持ち――。

そんなふうに受けとめて頂けたら嬉しいです。
改めまして、これからもよろしくお願い致します。


静岡にて――。

2daysを通して、一番印象に残ったのは、まるで代々木のようなホーム感。
客席からはayuだけでなく、ダンサー&パフォーマーさんひとりひとりのソロでも
大きな拍手や温かな声援が飛び交う――。

思えば静岡はアリーナツアーでも、毎年のように訪れていた場所。
きっと、第一章も地元のアリーナで観たかった!と残念がっていた方も多かったのか、幕が開ける前からものすごい熱気で、さらにayuたちが目の前に現れた瞬間の嬌声たるや――。
長年、ayuのステージを観慣れていたファンの方たちであっても、ayuと一座をこんなにも間近で観れることが、いかに特別なことなのか。
その喜びや興奮がヒシヒシと伝わってきました。

そして、アンコールでの大合唱――。
アリーナでも何度も目にしてきた光景だけど、密度がギュッと詰まったホールならではの、たまらなく心地いい一体感の中に、気づいたら私も紛れ込んでいました。

この1曲、1曲が、どれほどファンのみんなの中で特別な曲なのか――。

この一体感の正体は、
“ayuとみんな”ではなく“ayuと私”の絆の深さからくるものなんだ。

“浜崎あゆみとはこういうアーティストなんだ”

と、あの場にいた静岡のファンの皆さんが私に教えてくれた気がします。

初日のステージを終えて楽屋に戻ってきたayuに今日のお客さんたちのパワーもの凄かったね!と声をかけると、それすごく分かった!と嬉しそうな笑顔が返ってきたのですが――。

だけど、そんなことに気を良くして満足するような彼女ではない。
受け取ったパワーに対して200%で応えたい。
その想いは、歌い届けたい1曲、1曲の重みとなって、より完璧なパフォーマンスへの飽くなき欲求へと一瞬にして変わる。

「本当に本当に最高のステージを一緒に作ってくれてありがとうございました!」
とラストのMCで語った言葉は、シンプルでストレートながらそれ以上ない彼女の本心だったからこそ、そんな日に、本番のステージ上で気づいてしまったパフォーマンスのブレに対しての悔しさを口にもした。

「常に1分の1のステージを全力で作り上げて応えなきゃ失礼だ」と――。

そして、翌日のリハで即、そのブレていた精度を修復した。
1公演たりとも後悔は残さない――。ということ。
その想いは2日目のステージを観た人にはちゃんと伝わっていたと私は思う。

アリーナにはアリーナの、ホールにはホールの良さがそれぞれにあるけど、至近距離だからこそ、さらに丁寧に、余すことなく全力で。
そして、第二章で、なぜこの曲たちが選ばれたのか――。

彼女が本当はどんな人間なのか、どんなアーティストなのか、
その真価は、この第二章のステージが一番分かりやすく
疑いようもない答えをくれる気がする――。

同時に、
浜崎あゆみが長い時間を費やし、作り上げ育んできたモノの真価とは?
という答えも、ayuの中にファンのひとりひとりが差し出しているのだろうなと――。
高知公演レポート
私たちはいつまで、共に歩んでいけるのだろうか――。
もし、そんな不安を抱いているファンの方がいるとしたら、そんな心配は無用だと、あえて断言したい。

初上陸となった高知公演――。
高知が地元だというファンが客席の8割を占めたこの日。

アリーナツアーとはまた違う、どこか新鮮な空気を感じたのはずっとファンだったけど、はじめてステージを観たという人や数年ぶりにステージを観に来れたという人も多かったからだろうか。

オープニングから最大ボルテージどころか、その勢いは止まることを知らず、浜崎あゆみの本気に火をつけ、いつしか序盤の喉の不調すらも吹き飛んでいた。

大きく波打つピンクのペンライト、ayuの頬をつたう汗、鳥肌が立つようなフェイク――。
徳島公演が延期になってしまった分までも、という想いはいつしか、無事にステージに立つことが出来たからこそ、今この瞬間が存在する。
その尊さを、ファンのみんなと心から分かち合ってる。そんなステージだった。

その証拠に、本編が幕を閉じた瞬間から大きなayuコールが沸き上がり、アンコールで再びayuがその姿を見せるまで会場中に響き渡っていた。

貫くと決めたことを、苦しく思う時があるかもしれない。
居場所がないと感じる時もあるかもしれない。
救われない、報われない想いに押しつぶされそうになる時もあるかもしれない。

ayuとファンが共鳴し合ってきたことは、決して楽しいことばかりじゃない。
お互いの人生を生き抜く中で、時に慰められ、時に叱咤され、どこでもない、ココでしか感じることが出来ない喜びを分かち合いながら多くの時間を共に歩んできた。

終わりの始まり? 始まりの終わり?
ayuのナレーションが問いかける。
もちろん、永遠に続くものなど、何もない。

でも、ひとつだけ確かなことがある――。

それは、ayuが今回の人生は浜崎あゆみとして生きると決めたこと。

デビュー19周年目にして高知に初上陸した浜崎あゆみが、その地に残したものは、そういうひとりのアーティストが確かに存在するという証だ――。

福岡Day2
ayuのいう“ステージのラストピース”をこれ以上ないパワフルさで担った福岡初日に続き、2日目もオープニングから客席はヒートアップ!
見せどころのパートでの、純粋な歓声やどよめきが今回のステージの完成度が早くも高まっていることを感じさせる。

終盤にステージ上でのアクシデントもあったが、ayuがアンコールのMCで「気づいた?」と話題にしなければ多くの人が気づかなかっただろう。
あえてその話をして笑いに変えたのは、舞台裏のスタッフへの気遣いだったのかもしれない。彼女はそういう人だ。

楽屋裏では、小さい虫を見ただけで子供か?ってくらい騒いだりするのに、ステージの上ではまるで別人。本当に肝が据わってる。
歌に集中している最中に、いきなり足場が左右に割れて動き出したらマイクを通して叫び声が上がってもおかしくない。
実際、あの一瞬、私は見てる側ながら「うわっ」と声を上げていた。

思えばこれまでのステージでも多くのアクシデントを乗り越えてきた——。
あわや落下、ひとつ間違えば…というリスクと隣り合わせのパフォーマンスも実は多かった。安全を優先して演出の変更を打診されても、それがダンサーやパフォーマーに関わることなら即座にYESと答えるけど、自分自身のことである場合は簡単には譲らない。
ayuではなく“浜崎あゆみ”としてステージであるべき姿が彼女にとっての最優先だから。
でも、そうであればこそ、彼女の作り上げるステージがあの輝きを放つのだろう。

すべては足を運んでくれる人たちへ——。
出来るすべてを駆使し、捧げて、夢の世界を作り上げたい。

これは『第一幕』のツアーから引き継がれてきた想いだ。

先日、台風の影響を考慮した結果、徳島公演が中止になった。
やはり、彼女の一存ではどうにもならないこともある。

やるせない複雑な想いを胸に、無事開催となった本日の高知公演で彼女がどんなステージを届けてくれるのか。

間もなく東京を飛び立つと連絡が入った——。

福岡Day1
昨年のTAツアーぶりとなる福岡。
ayuの地元とあって、客席からは「おかえり~」の声が飛び交い、代々木最終日のような盛り上がりの中にもどことなく温かな空気が漂う。
ayu自身も生まれ育った街への凱旋には、初心に戻る感覚と同時に、やはり心がほぐれるところもあるのか、「いつもより笑顔が多いな」と、感じる場所でもある。

そんなことを思いだしていると急に会場付近の空が曇ってきた。
“ayuが近づいてきてる”“今日も絶好調”というサインだ。

「おはようございます!」

サングラス越しながらキリリとしたオーラを放ちながら楽屋入りしたayu。
ソファに腰かける間もなく衣装の確認、変更点の確認などをテキパキとこなしていく。
楽屋入りから本番まで、彼女のタイムスケジュールは分単位で決まっている。

この日のリハではアンコールで歌っている新曲「WARDS」を歌った。
静まり帰った会場に響くその歌声とその歌詞に宿ったayuの奥底に一瞬触れた気がして戸惑った。

今、なぜこの歌が彼女から生まれてきたのか——。
歌を通してだけ触れることの出来るayuのリアル。
ファンの人たちにはどう響くのだろうか。

その後は、オープニングの演出の変更確認が続く。
ayuが横浜の本番の映像を観て修正を希望したという。
顔をほんの少し傾ける、体の角度をわずかにずらす、そんな緻密な修正をayu自らが指示をだしながら行われていた。

「ココは素顔が見えないからこそ、より一層感情を表さないと伝らない。
そこを必ず意識してください」

最後にステージ上のダンサーさんたちにayuがマイク越しにそう言った。
カタチが決まればいいわけじゃない。
彼女がこのステージに託したものの深さを垣間見た気がした。

TOUR REPORT No.4
いよいよ、始まりましたね!! 「Just the beginning -20-」第2章。

第1章のラストから約1か月弱。その間、a-nationのヘッドライナーも務め、いわば、ひと夏の短期間に2つのステージを作り上げたayuと一座。

私も、いったいどんなステージになるんだろうとワクワクしてました。
アリーナで魅せてくれた完成度の高いSHOWをどう進化させるんだろう――。
きっと、皆さんも同じ気持ちで待ってましたよね。

私がその片鱗を観たのは、スタジオでの通しリハーサルでした。
ずっとツアーレポを読んでくださってる方たちはお気づきだったかと思いますが、アリーナ公演の最終のレポ、実はずっと書けずにいました。

何度か書くトライはしたのですが、結局、着地せず――。
楽しみにしてくださっていた方、ごめんなさい。

とりあえず、第2章の初日までに書けたら、、、と思っていたのですが、通しリハーサルを観て、なぜ書けなかったのか腑に落ちたんですよね。

1章で完結してるものじゃなかったんだなと――。
それと同時に、私、久々に“浜崎あゆみ”を見失っていたなぁ、とも。

色んな情報だったり、近くにいるばかりに「きっとこうかも」という思い込みだったり、
理解しているつもりで、いったい何を、どこを、見ていたんだろう。
毎シーズンあれほどのステージを作り上げ、何万人の人を魅了する。
その浜崎あゆみが、抱えてきた重圧とかそこに馳せてきた想いというものを理解してきたつもりだったけど、彼女と同じ目線、レベルには到底追いつけない。

そんなことが、気づいたら通しリハ中、頭の中をグルグルしてました。

確か、何年か前にも同じようなことがあったんですよね。 いつの間にか、ayuを遠くに感じていたことが。
すごく好きで尊敬してる人なのに、一番大事な部分を見逃しちゃう。
でも、そのことに気づきさえすれば、向き合うカタチを軌道修正出来る。
辛いことがあっても、洗いざらい話して相談してくるような人でもない。
曲1曲、演出ひとつにどれだけ深い理由があっても、言葉にしない。
だけど、彼女は、結局いつも正直で、全力で真っすぐ前を向いている――。

浜崎あゆみのステージを、ただただ純粋に受け止め楽しんだ人たちだけに自然と見えてくる素顔のayuがいる――。

私はまた何度目かのそんなスタートラインに立った。
第2章の初日、横浜パシフィコで私が見たステージは、そんなものでした。

なんとも抽象的なレポで申し訳ありません(笑)。

大きなテーマは変えずに新たな楽曲を加えてステージを再構築するという難易度。
アリーナで観たステージとはまた違う新鮮さで最後まで飽きさせないSHOW。
細部まで凝りまくった、まるで1本のミュージック・ビデオを観ているかのような演出など、ホントにayu一座じゃなきゃ出来ないようなステージであることは確かです!!!

さらには、NEWSにも取り上げられていましたが、ファンクラブツアーで大好評だった嬉しいサプライズもさらなるバージョンアップを遂げて盛り込まれ、
パシフィコでも会場中に悲鳴が響き渡るほど!!!!

そして、そして、待ちに待った新曲の披露もあります!!!!!

アリーナ公演では決して味わえない息遣いまで伝わってきそうな距離感、親近感、ホールの良さを最大限に生かしながら、アリーナと同じ大所帯でこれでもか!と
いわんばかりにパワフルなステージを繰り広げるayu一座。

明日はayuの地元、福岡へと飛びます!

私もまた明日から、1章からの2章、そこでayuがファンの皆さんたちに何を刻み、何を残していくのか、しっかりと見届けていきたいと思います。

福岡公演2daysにお越しの皆さん、ちかっぱ盛り上がっちゃってくださいね~!!!
TOUR REPORT No.3
名古屋2daysに参戦された皆さん、お疲れ様でした~!

両日ともすごい熱気でしたよね! 私も客席でただ立っているだけで汗が止まらないくらいで、名古屋パワーを改めてヒシヒシと感じた2daysでした。

特に初日は、ダンサーさんたちも、「屋内プールみたいな湿度で普通に呼吸することが出来ない」と言っていたほどで、終演後の疲労感も普段以上だったよう。
もちろん、楽屋に戻ってきたayuもステージで水浴びでもしてきましたか?
ってくらいに汗だくで――。
お疲れ様!と声をかけても、言葉を発せず口角を少しだけ上げた笑顔を向けただけ。

ただ、その表情から見てとれるものが、単純な疲労だけではなかったことは、すでにファンクラブ内でayuからの報告もあったのでご理解頂けるかと思います。

私がそのことを知ったのは、皆さんより少し早い名古屋へ向かう新幹線の中でした。
「名古屋2daysから、一座のメンバーのひとりが欠けるかもしれない」
それが誰のことか、ダンサーなのかパフォーマーなのかも分かりませんでしたが、その事の重大さは想像がつきました。

数年前にパフォーマーのRIKIくんが怪我をした時、彼の無事を祈りながらも終演後から深夜にまで及んだ新たな場位置の組み直しとリハーサル、翌日も午前中から開演ギリギリまで、出演者が一致団結して大掛かりなステージのすべてを本番同様に細かく見直し新たな動きを頭と体に叩き込んでいく――。

いかに、そこに選ばれし人たち、ひとりひとりの存在が大きいか。

浜崎あゆみのステージは、最悪、彼女ひとりがいれば成立する。
そんな規模のものではないし、彼女が信頼する仲間と共に精魂込めて作り上げてきたものだけに、ブラッシュアップしていくための変更こそあれど、欠けたものを埋める作業は、そこに関わる誰しもが本意ではないはずだ。

何より今回は、最高の笑顔で幕を閉じることが出来た横浜、代々木に続き、名古屋も!
とみんなで意気込んでいた矢先のこと。

8~9時台の新幹線で続々と名古屋入りする予定を今さら変えることも出来ない中、ステージをリハーサルに使えるのも7時間程度。
事故や怪我などの止むを得ない事態でないなら、ステージを優先して名古屋だけでも通常通りにやり切るかもしれない。

そんなことを考えながら会場入りしたのが11時過ぎだった。
真っ先にバックヤードのですれ違ったのはダンサーのKOくんだった。
いつもにこやかな彼が台本を片手に険しい顔で細い通路を駆け足で通りすぎていく。
とてもじゃないけど、「おはよう」が精一杯で「何事?」とお気楽に聞ける隙はない。
コリオグラファ―でもある彼がすでに駆けまわってるということは、名古屋だけでも通常通りに…という甘い予測はあり得ないということ。

実際、KOくんは昨日の深夜にその報告を受け、ほぼ寝ずに演出を見直す作業をしていたという。
本番まで刻々と時間が過ぎていく中、ステージ上ではオープニングから1曲ずつ順番にリハーサルが行われていく。ダンサー&パフォーマーの手には台本。
台本を持ってステージに立つ姿は、ツアー開幕前の場当たり日以外ではほぼ見ることはない光景――。

どんな理由があったにせよ、不本意なカタチで本番を迎えることは出来ない。
ステージ上を支配しているのは、そんなピンと張りつめた緊張感。
いつもなら、見やすい前方の客席に座ってリハーサルを眺めているのだけど、つい足がそれを拒絶するほどだった。

1曲、1曲の進みも遅く、欠けたパーツがパフォーマーという枠を超えて随所でこのステージを支えていた存在であったと改めて気づく。

にもかかわらず、ステージ降板やむなし。という結論に至った今回。
浜崎あゆみ名義でファンへのメッセージとしてTA内でアップされた文章は、ツアースタッフ各所にも配られた。
そこには、簡単な事実関係と座長としての謝罪の言葉が綴られていた。
もちろん、ayuを含めたライブスタッフなど運営側としての判断もあったのだろう。
楽屋入りした時の腫れぼったい目を見ても、それが簡単な結論ではなかったことは想像がつく。
最高のステージを作ってファンのみんなに届けたい――。
ただひたすらその一心で突き進んできたことが不本意なカタチで躓いたからといって、開演は刻々と近づいていくだけ。

結果が現実――。受けて立つしかない。
私が彼女から感じたことは、それだった。

楽屋を離れステージに戻ると、KOくんが息を切らしながら駆け寄ってきた。
「残すはアンコールのみまで出来た。あとで本人を入れたリハをやるけど、時間がないからayuちゃんがやりたい曲やパートを聞いてきて欲しい」

と、伝言を頼まれ、それを伝えに楽屋に戻ると

「私は大丈夫だから。とにかくみんなが安心してステージに立てるように、私のことよりみんなの確認を優先して欲しい」と彼女は即答した。

18年間ステージを背負い立ってきたアーテイストらしい力強く迷いのないひと言だった。

曲バレを許して欲しいのですが、この日の本番、
「Never Ever」で涙ぐんだのは、浜崎あゆみだったのか、それともayuだったのか。

ほんの少しでも笑ってくれるなら
まだココに生きる意味もあるよね
ほんの少しでも求めてくれるなら
まだココに生きること許されるかな

今回のツアーが始まって以来、このフレーズを歌う彼女を見るたびに今もこんな想いを抱えながらこの人は生きてるのか――と思い知らされた。

でも、だからこそ、こういう結果となったのだろう。
時には厳しすぎると傍から思われるかもしれない結論も座長として背負う。
その裏で目を腫らすほど泣いたとしても、寝れない夜を過ごしたりしても、誰にそれを訴えるわけでもない。

名古屋2daysを実際は3回ステージに立ったようなハードさを乗り切った一座。
あの短時間で、パワーダウンどころか個々がさらに精彩を放つ切れ味を魅せつけ、むしろパワーアップしたステージを全うしたことは、ファンの皆さんの熱気が物語っていたと思います。

そして、ayu
もともと浮腫みやすい体質なのに、どんだけ寝てないんですか?ってくらい浮腫みまくって。言葉に出さなくても体は正直だよ。

みんなが心配しているだろうからと、スタッフのオフィシャル携帯使ってインスタライブやってたけど、切り方も分からなくて携帯振り回すのは危険ですよ(笑)。

でもって、むちゃぶりでカメラ向けておきながら、即興で芸を繰り出す義男さんに対して、「本当によっちゃんってすごいよね」って、真顔で言うとか。

あなたの視点はどこまでもエンターテイメントなのだと、またひとつ勉強になりました。

さてさて、残すはアリーナラストとなる大阪3days!!!!!
大阪に参戦される方たちは薄々お気づきかと思いますが、そうです!今回のアリーナ映像の収録のためにカメラが入りますよ~~!
大阪では初となるライブ映像収録!!!!!
さらにWOWOWでの配信も決定しております!!!!

浜崎あゆみの歴史としていつまでも語り継がれるような最高の盛り上がりでこのJust the beginning第一章のフィナーレを飾ってくださいね!

私も次の大阪レポでは、セットリスト解禁となりますので妄想全開で深堀り致します!

TOUR REPORT No.2
必ずここに戻ってきて、ステージを作りたいと思うので幕を下ろさずこのままで帰ろうと思います―――。

18年の歴史を共に刻んできた聖地・代々木第一体育館。
毎年新たなステージを作り上げ、ファンの皆さんと最高の時間を共有する。

ツアーのファイナル、年末のカウントダウン、<本番のステージに上がっている時間が、一瞬に思えるような連日に及ぶ不眠不休のリハーサル。
思えば、浜崎あゆみがそのアーティスト人生の中で、一番多く通い詰めたであろう場所。

なぜ、ayuとファンの皆さんが“聖地”と呼ぶのか。
その理由は、18年の半分くらいしか共有出来ていない私でも、息苦しくなるほどの熱気や、神がかり的な、底知れぬパワーで圧倒するステージを
目の当たりにする度に、「こういうことか――」と、自然と納得できた。

代々木1日目。
いつも通りであれば、少しピリついた空気感を感じるはずの楽屋に意外なくらいホワっとしたayuの笑い声があった。

今思えばだけど、感傷的な気持ちをあえて封印してのことだったのかもしれない。

さらに、代々木2daysの前日に、突如、金髪ショートボブにヘアチェンジしたのも、彼女なりに思うところあってのことだったようだ。

本番ステージ中の走り書きのメモに、「金髪のayuは、代々木にしっくりくる」と書いていたことを伝えると、

「金髪にしたのは、代々木と関係あるよ」とayu。

本番終了後の各方面からの確認事項が矢継ぎ早に飛んでいる楽屋内でのことだったので、それ以上の話を聞くタイミングを逃してしまったけど、その言葉を聞いた翌日の代々木最終日。

“誰が諦めないでいてくれた、思い出しているよ”というayuの歌声を聴いた時、ここ、聖地・代々木にもそうして見守り続けてもらったんだな――と。
金髪にしたのも、代々木という原点への彼女なりの敬意のようなものだったのかもしれない。

オープニングでのメッセージにある

“彼女の夢は、その場所を訪れた人が永遠に忘れることの出来ない一瞬を与えること”

という一節。これこそが初心であり、ずっと彼女自身を奮い立たせてきた言葉。
きっと、代々木に戻ってくるたびに、反芻していたに違いない言葉。

その夢はまだ続いてる、続いていく――。
そんな意志を、ayuは冒頭の言葉に置き換えて代々木の2daysを締めくくった。

よもや、
代々木とのしばしのお別れのために作ったステージだったのか?と、錯覚を起こしそうなくらい、これでもう見納めなんじゃないか?と我に返って急に焦ってしまうくらい、これ以上ないほど“浜崎あゆみ”らしく、非の打ちようのないステージだった

という言葉しか浮かんでこないんですよね。

アーティストって何だろう、完璧ってなんだろう。求められるってなんだろう?
というようなことを、多々取材をしていると時々考えさせられるのですが、代々木で、そのシンプルな答えを見た気がしました。

浜崎あゆみの凄さは、ステージを観れば分かる。これがすべてだろう!

セットリストが分かってしまうような表現を取材ノートから削っていくと、このひと言で集約できちゃうんです。

代々木2daysを終えて、客観的に見ていても感傷的になってしまう瞬間が多かったこともあり、いい機会なので2000年からのツアーをザッピングで数日、観返してみたのですが、

何でこんなに泣けるんだろうね。って話はひとまず置いておいて、映像として残ってる本ステージがどんどんパワーアップし、進化し、同じ曲、同じパフォーマンスであったとしても毎回異なるビジュアルワークや新たな世界観を作り上げることで、飽きさせることもない。

そして何より一番、ヒシヒシと感じたことは、来年20周年を迎えるというのに、この浜崎あゆみっていう人の本質は、まったく変わっていないんだな。
ということ。

初期の頃のちょっとクセのある歌い方こそ、懐かしいけれど、ステージ上の誰よりも年下だったであろう彼女が、
今では年上のチームに入るようになったくらい月日は経ったけれど、「Who...」で堪え切れず涙する素の顔は昔のまま。

時にめちゃくちゃ面倒くさく、とんでもなくモンスターにもなってみたり、声をかけられないくらいピリついたり、

そんなayuの一面も裏側で見てきたけれど、それは結局のところ、ステージに対する真剣さ、想いの深さの裏返し。

本当は笑っていたいし、楽しんでいたい。
叶うことなら、この世で一番“浜崎あゆみ”のステージを自分の目で見たいのは間違いなく私だと、ayu自身も言っていた。

でも、それ以上に、ステージに立ちファンと向き合い、お互いにかけがえのない、忘れられない一瞬を共有し合うことを選んだ

そんな“浜崎あゆみ”として持てるすべてを出し切ったその日一日の終わりに歌う「Who...」

最初から“浜崎あゆみ”だったわけではない。
夢の扉を開けてくれた人がいて、浜崎あゆみに気づいてくれて、一緒に歩もうとしてくれたファンのひとりひとりがいてくれたからこそ、今日もまた「Who...」が歌える。
心からの“ありがとう”の代わりに。

歴代のステージを何度となく締めくくってきたこの曲を歌いながら、慣れ親しんだ代々木のセンター花道を歩くayuの姿は、客席を埋め尽くすピンクの光に包まれ、ひと際眩しく輝いて見えた。

そして、笑顔でまた会おうね。
と、約束を交わすようにダブルアンコールで歌った「MY ALL」と共に私が見届けた代々木での最後の光景は、アリーナがキュッと狭く感じるくらい温かで心地よい一体感に包まれていました。

本番前のリハーサルで、空の客席をゆっくりを見渡しながら、“すべてはきっとこの手にある”と歌っていたayuの横顔が穏やかな笑顔だったこと。

久々にステージに上がったダンサーのLICOちゃんが、すでにリハで感極まって涙し、つられて一座が続々とウルウルしてたこと。

代々木の初回から一緒に歩んできた義男さんのラストの気合い入れが笑いと涙を絶妙に誘う替え歌ソングだったこと。

そして、楽屋に帰ってきたayuの顔が悔いは何ひとつないことを物語るかのように晴れやかにほころんでいたこと。

などなど、
横浜公演に続き、ファイナル感満載の代々木2daysでしたが、ライブ翌日から数日、脱力状態だったというayuも気合いも新たに始動開始した様子。

どんな成功も失敗も、囚われずに更新していくのみ。
代々木が最高過ぎたというのなら、それ以上のパワーで!

そんなayu一座のことなので、今週の名古屋2daysも、通常の気合い程度じゃ追いつけないくらいのパワフルなステージになるんだろうなと予想してますが、ayuと一座をさらなる高みへと覚醒させるのは、いつだってファンのみんな。

名古屋に参戦される皆さん! 
20周年へのバトンを最高のカタチで繋いでくださいね~~~!!!!

TOUR REPORT No.1
「Just the beginning ―20-TOUR 2017」開幕!

先週末の横浜アリーナ公演2daysを皮切りに、待望の全国ツアーがスタート!
初日、またしても雨でしたよね!(笑)
もはや、雨の降らない初日を想像できないくらいの安定の雨天=ayu絶好調♡

昨年のTAツアーに続き、今年の全国ツアーもレポを書かせて頂くことになりました。
今年は、全60公演という浜崎あゆみ史上初の最長ロングツアーとあって、実のところ、そんなに書き分けられるだろうか?と、プレッシャーを感じていましたが、初日の開幕直前の気合い入れでどのステージも“60分の1ではなく、1分の1の気持ちで”と、力強く発したayuの言葉を肝に銘じ、ファンの皆さんと一緒にラストまで完走できるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致します!

さてさて、これはデジデジ200回記念のVIVI増刊号のインタビューでも書いたのですが、今年の最長ツアーを体力的にもメンタル的にもベストなコンディションで乗り切るためにayu一座の初の試みとして、ayu所有のジムにダンサー&パフォーマーさんたちが通いだしたのですが、横浜2daysで気づいた方たちも多かったのではないでしょうか?

さらなる筋力アップでパワーを増したダンスとパフォーマンス!!!!!

もちろんトレーニングにはayuも参加していて、それゆえに過去最高にハードなのでは?というくらいステージを縦横無尽に動き、本編からアンコールまでダンスパートも多々。

スタジオリハーサルでも滝のような汗で今回のステージがただ物じゃないことは感じていましたが、本番はそこに加えて竹ビーズを大量に使用したずっしりと重みのある衣装の負荷もかかるため、体力の消耗は相当なモノ。

その証拠に、横浜2daysを終えて楽屋に戻ってきたayuの膝には大量の水が溜まり、1,5倍くらいに膨れあがっていて本当に痛々しいほどだったんです。

それでも、ファンの皆さんと久しぶりに一緒に過ごした時間が楽しくてたまらなかったのか、相当な痛みのはずなのに嬉々とした顔で「膝にちっちゃいおっぱいが出来ちゃった」と笑っていて――。
これまでも、何度となく使ってきた言葉ですが、

ステージこそが浜崎あゆみの生きる場所――。

そのことが、あの瞬間、また改めて蘇ってきました。

長年のファンの方たちはすでに知っていることだと思うので、あえて、隠すこともないと思いますが、

突発性難聴を患ってから10数年、音の周波数によっては微かに聴こえていた片耳の聴力が、いつの間にか完全に失われていた。

そのことに気づかずにいたことで、体調不良を繰り返すことも多かったここ数か月。

人間の体は繊細なもので、たとえ1%でも聞こえているのと、いないのではこんなにも体に与える影響が違うのか――。と、知ったのが初日5日前のこと。

そんな中、泣き言をいうでもなく、いつかこんな日がくることは分かっていた。
とでもいうように、その現実をひとり静かに受け止め、スタジオでの最終リハーサルを自宅からオンタイム映像で見届けることになったayu。

あの日のLINEにはこんな言葉が綴られていた。

「本当に情けないです。すみません!絶対に復活します!!」

多くを語らず気丈に振る舞う。
私は何度、こんな浜崎あゆみを見てきただろう。

そして、その言葉通り、それまでのすべてを忘れて唯々、魅入ってしまうそんな“これぞ浜崎あゆみ”という鮮烈なステージをファンの皆さんと共に作り上げた横浜の2days。

特に、初日特有の高揚感や緊張感とはまた別の、2日目のステージはツアー千秋楽かと思うくらいの気合いが漲り、うっかりツアーレポまで、長旅を告げるようなテンションの言葉しか浮かんでこずに焦ったほど。
そのことをayuやダンサーさんたちに伝えたところ、あながちその感想は間違っていなかったようで、

初日を迎えるまでの場当たり、通しリハ、ゲネプロという3日間+本番2日間
朝から深夜まで5日間ぶっ通しのラストとあって、思い返すとカウントダウンの最終日みたいな感覚だったと。

でも、それを逆説とすれば、1か月後に控えた代々木2daysは新たなる初日ともいえるわけで――。

きっとayuのことだから、今頃横浜の映像を穴が開くほど見返してさらなるブラッシュアップを遂げてくる予感ですよね!!!

初日前日のリハでも、それまで固まっていたあるパートを悩んだあげく変更し、たったひとりステージの上で、ダンサー&パフォーマーさんの演出を作り直していたayuの姿がありました。

その光景は、私には、すごく孤独でどこか残酷にも映った――。
夢のような煌びやかなステージの裏側にある現実。
信頼する仲間と丹念に作り上げ、完璧と思えたはずのものを自らの手で破壊し創造し直す。
その決断は、浜崎あゆみにしか出来ないこと。

誰にとってベストであるべきか。

それは、“浜崎あゆみのステージ”を待ちわびるファンとayuとの長年守り続けてきた絶対の約束のようなものなのだろうと私は思う。

代々木のチケットをGETできた皆さん!!
来る20周年に向けて、今まで積み上げてきたすべてを惜しみなく出し尽くそうと挑んでくるayu一座に負けないように、あと1か月、逸る気持ちをこれでもか!!ってくらいに高めまくって待っていてくださいね!!

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MOVIE

『Just the beginning -20- TOUR 2017』
〜特別CM ver.2〜

『Just the beginning -20- TOUR 2017』
〜特別CM〜

Documentary of ayumi hamasaki
『Just the beginning -20- TOUR 2017』ver.1

ayumi hamasaki
『Just the beginning -20- TOUR 2017』SPOT ver.2

ayumi hamasaki
『Just the beginning -20- TOUR 2017』SPOT ver.1

ayumi hamasaki
『Just the beginning -20- TOUR 2017』Trailer

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